元気がない

生活を楽しむ

さようならつらかった日々よ

先週末、仕事を辞めた。

本当なら5月に資格を取って、7月に夏のボーナス(大して多くない)をもらって辞めるつもりだったけど、コロナの影響で試験は無くなり、人生の上手くいかなさを痛感した。1年7ヶ月よく耐えた。代わりに試験は冬に行われるらしいけど、そこまで人生に多大な影響を与えるような資格でもないし、それ以上に毎日に疲れていたので辞めた。本当に毎日疲れていた。男尊女卑がひどく、本人がいる目の前でこそこそとその人の話しをするおばさん達。いらいらすると物に当たり、態度が悪くなる上司。口だけの頼りにならない社長。具体的に書こうとすると泣いちゃいそう。精神的に体調を崩して病院に行ったりもした。後から知ったことだけど、同い年の女の子も同じく病院に通っていた時期があったらしい。

四連休だったし帰ってきなよと連絡をもらって、一泊しに実家に帰ったけど、家族に辞めたことは言えなかった。おばあちゃんが嬉しそうに、コーヒーを買って帰ってきてねと言う。多分、おばあちゃんの頭の中では 将来わたしが焙煎したコーヒーをお客さんに提供するカフェや喫茶店を開く というお話が出来上がってるんだと思う。

そもそもわたしは焙煎ができると思って入社した。入社してから話しを聞くと、「女の人は力がないから焙煎は基本的に教えていない。それでも、やる気があるなら考えてもいい。」みたいなことを言われた。いやいや、なめとんのかと。女性でも焙煎してる人がいるの、わたし知ってますって言いたかったけども。

入社して一ヶ月で既に、元々いる焙煎士の男性がやばい人物だということは察していたし、実際にそういう話も聞いていた。そんな人から教わりたいわけがないでしょ・・・と思って「やりたいです!」とは言えなかった。それでもコーヒーに関する知識はつくだろうと思って頑張っていたけど、大して得られるものがなかった。自分から教えてもらいにいくような事もなかった。社長との月一の面談があったので、その時に辞めたいというお話をした。ただ、人間関係がどうこうという説明をするのも面倒くさかったので、こいつやべ~やつだから引きとめないでおこう!と思われるように、辞めようと思ったきっかけは?と聞かれたとき、占いで決めました!って言った。小さい頃から占いが大好きで、めざましテレビで星座占いを見た後はおはよう朝日にチャンネルを変えて、また星座占いを見るぐらいだし、しいたけ占いは欠かさずチェックしている。べつに占いは悪くない。 過去に派遣会社で働いている時に関わった、少し歳上の女性に占いの話をしたら完全に占いを馬鹿にしていたけど、きっと占いに楽しみを求めないで生きてこれた立派な方なんだなぁと思うようにした。「占い」と聞いた社長は、怯むことなく「じゃあこれは?」と硬貨と文庫本を持ってきた。わたしは社長に言われるがままに、硬貨をじゃらじゃらと混ぜて、並べて見せる。

 

社長「ふ~ん、8月に(転職活動)動くとよくないって出てる」

社長「あなたが参考にしたのは、西洋の星占いでしょ?俺は、中国4000年の歴史があるこっちを参考にしてる(笑)」

わたし「は~」

 

何も言い返すことができなかった。まさか、越えてくるとは。

その後、この作戦もむなしく2回引き止められた。(人がいないので)

辞める直前も、「今こんな世の中だから仕事見つからないよ」「もう少し続けたら」などと色々言われたけど、スーパーポジィティブなるようになるさGOGO!って感じで、なけなしの貯金が無くなるまでにはどうにかします。

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退職した日に行った大きいイオンで、たべっこ水族館のガチャガチャを見つけてめちゃくちゃテンションが上がり、欲しいやつが出るまで回させてくれた同居人のカバンの中です。美味しいお寿司も買ってくれました。サンキュー!!!!!!!!!